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荒川・小松川自然地には、魚やカニなどの水生生物、バッタやトンボなどの昆虫、
きれいな草花など、都市にあっては豊かな自然環境を有しています。
2012年度は、東京都新しい公共の場づくりのためのモデル事業の一環として、人々がこの地の自然に
親しみ、地域や荒川流域の市民の皆さんが参加できるプログラムをシリーズで開催しています。

前期(4~6月)には、3つのプログラムを実施し、延べ126人の参加をいただきました。
 ① 草原・水辺探索プログラム「春の小松川自然地探検」
 ② 保全ボランティアのプログラム「外来種の若葉観察と除草体験」
 ③ 参加型モニタリングのプログラム「初夏の生き物調査」




看板の前でプロジェクトのご紹介


堤防で草花を探す親子

カニやカエルなども一緒に探します

干潟でシジミ貝やカニ探し

カレイの稚魚を間近に見る子どもたち
小松川自然地は、様々なカニなど底生生物を擁する広い干潟と、多様な植生や昆虫などの生物を擁する広々とした草はらで構成されています。ところが、干潟には上流から漂着したゴミが、草はらには在来植物の生育を脅かす外来種の問題があります。

第一回目のプログラムは、そんな小松川自然地の干潟や草はらの自然と触れ合い親しみながら、外来種などの問題にも気づいていただく内容で行いました。

■日時     2012年4月22日(日)  10:00~12:00
■参加者数  56人(うち、子ども 25人)
■主なプログラム

草はらで、草花や昆虫などを観察しながら、見つけた草花を「外来種」(外国から入って来た種)と、「在来種」(日本にもともとあった種)に分けるプログラムです。
日頃何気なく見ている身近な草花の中にも、外国から入って来た種が多く、在来種の生育を妨げるものもあることに気づきます。
この日見つかった在来植物は、ナズナ、ハコベ、ホトケノザ、ヨモギなど11種。セイヨウタンポポ、シロツメクサなど14種見つかった外来植物の方が、種数としては少し多い結果となりました。
干潮の干潟に出て、カニやシジミ、ゴカイなどの水生生物を探します。また、伝統漁法である投網(とあみ)の見学、そして、獲れた魚やカニなどの水生生物の解説を行いました。
■タイムライン
10:00~10:15 オープニング
       (プロジェクトの紹介、安全注意事項等)
10:15~11:05 草はら探検と解説
11:05~11:55 水辺探検と解説
11:55~12:00 クロージング


保全ボランティアのプログラム

外来種セイタカアワダチソウの抜き取り

小さな子どもも楽しくボランティア

オオカマキリの卵を発見

外来種や除草の意義を解説

ボランティアの後は涼しい干潟でカニ探し
小松川自然地の広大な草はらは、都市にあっては多様な植生を有しています。一方で、セイタカアワダチソウなどの外来植物が繁茂し、在来植物の生育を妨げているという問題もあります。

第二回目のプログラムは、外来植物セイタカアワダチソウの除草にご協力いただき、外来植物についてご理解いただく内容で行いました。

■日時     2012年5月20日(日) 10:00~12:00
■参加者数  52人(うち、子ども 24人)
■主なプログラム

外来植物とは、人間の活動によって外国から入って来た植物種。中には、広く繁茂して、在来植物の生育を大きく妨げてしまうものもあります。そのひとつと考えられているのが、セイタカアワダチソウです。
小松川自然地では、セイタカアワダチソウの除草を行い、それによって、どのように植生が変化し、在来植物が戻ってくるかを皆さんといっしょに経過観察していきます。

この日のプログラムでは、植生の調査区内で、セイタカアワダチソウの抜き取りにご協力いただきました。
数年後には、日本古来の植生が戻ってくることを期待しましょう。

除草で汗を流した後は、涼しい干潟でカニを探しました。小松川自然地には、干潟に巣穴を持つヤマトオサガニやコメツキガニ、チゴガニ、岩場にはイソガニ、ヨシ原にはクロベンケイガニなど様々なカニが生息しています。
この日は、岸近くの岩場でケフサイソガニなどを観察することができました。
■タイムライン
10:00~10:15 オープニング
         (プロジェクトの紹介、安全注意事項等)
10:15~11:25 セイタカアワダチソウの
           抜き取りと解説
11:25~11:55 干潟のカニ探し
11:55~12:00 クロージング


参加型モニタリングのプログラム

バッタやキリギリスを採集する子どもたち

図鑑を見ながら種の同定(判別)に挑戦

学生もモニタリングに参加

参加者が投稿したヒメギスの写真
小松川自然地の広大な草はらには、多様な植生と、それを植草とする多種多様な昆虫が生息しています。

第三回目のプログラムでは、草はらに生息する昆虫バッタ・キリギリスに焦点を当て、一般の皆さんにも種の判別ができる方法を伝え調査しました。

■日時     2012年6月9日(土) 10:00~12:00
■参加者数  18人(うち、子ども 3人)
■主なプログラム

バッタ・キリギリスは、日本の草はらに生息する代表的な昆虫。バッタやキリギリスの種類や数が多い草はらは、生物多様性の豊かな草はらと言えます。小松川自然地で特に多く見られる種を図鑑で参照しながら、種を同定(判別)し、数などを記録
する、市民参加型のモニタリング・プログラムです。

■タイムライン
10:00~10:15 オープニング
         (プロジェクトの紹介、安全注意事項等)
10:15~11:00 バッタ・キリギリスの採集
11:00~11:50 種の同定(判別)、
          生物の写真撮影、解説
11:50~12:00 クロージング