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漂着ごみが大量に堆積しているエリアにはトビハゼは生息できないようです。

残された泥干潟もこのままごみが堆積しつづければそのうち生息場はなくなってしまうでしょう。。。

漂着ごみを除去し、生息エリアを拡大するプロジェクトです。

◆トビハゼについて

このプロジェクトで取り上げているトビハゼ。

学名はPeriophthalmus modestus。

高知では通称”ピョンピョンハゼ”と呼ばれているそうです(笑)

なんてそのまんま・・・

 

日本国内では東京湾以南~沖縄島に生息しているようです。

つまり、荒川河口は生息場の最北端に当たります。

環境省レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されています。

目ん玉飛び出ていますが、収納式になっています。

水がやや浸るドロドロしたところにいます。

先日、干潟に行ったところ少ないですがその姿を確認。

産卵期はおよそ6~8月。雄は泥中に巣穴をつくり縄張りをつくります。

巣穴はほぼ垂直で、雄は雌を呼び込むため、飛び跳ねて求愛行動をします。

求愛行動の1つに「尻振りダンス」というのがあるそうです・・・

かつては食用としていた地域もあるそうですが、
近年、埋め立てによる干潟の減少で各地で絶滅危惧種として
保護が行われています。

荒川河口ではごみが何層にも堆積してしまい、

垂直な穴を掘ろうにも、ごみが邪魔をしてしまっている状況です。

◆対象地

荒川河口左岸の泥干潟

◆活動内容

①<桟橋の手前部分からゴミを除去>
まずはたまりにたまったごみを除去します。

②<ごみがなくなった最前線部においてストッパー用い、生息エリアを保全・拡大する>
ストッパーでごみが泥干潟に流入しないようにします。

③<モニタリング調査により、トビハゼの生息域が拡大するかおよびごみの出入りの確認>
ここは地形的にごみがたまりやすいエリアとなっています。ごみの流入状況などをモニタリングすることで今後の対策を考えます。また、トビハゼの生息数が増えるかなども調べます。

④<過度なヨシの繁茂も生息場としては好ましくないのかのモニタリング調査>
観察を続けているとヨシの生育密度が大きすぎるとトビハゼが少ないように感じられます。干潟の環境も観察対象です。

⑤<その他のエリアにおいても泥干潟の維持・保全活動を拡大する>
モニタリング調査の結果を勘案して、エリアの拡大を目指します。

◆モニタリングレポート

モニタリングレポートはこちらの記事を更新していきます。

◆活動財源

本活動はpatagoniaおよびクラウドファンディングによる支援を受けて実施しています。

【参考文献】

公益財団法人東京動物園協会 多摩動物公園(2016):野生生物保全センター事業報告書、pp25-32。

公益財団法人東京動物園協会 葛西臨海水族園(2017):東京湾のトビハゼのいま 北限のトビハゼ保全へ向けた施設連携による活動2011年~2016年、32P。