ハンゲショウ(ドクダミ科)

 ハンゲショウは、荒川の下流部では、古くからの荒川の自然が残る浦和市の秋ヶ瀬公園で見られる。高さ60センチぐらいで、夏に茎のいただきの葉の先が白色に変わり、白色の穂状の花を咲かせる。半分化粧したように見えるからとも、夏至から11日目の半夏生(はんげしょう・・・太陽暦の7月2日ころ)に花が咲くからそう呼ぶのだとも言う。

 昨年8月14日の大洪水では、秋ヶ瀬のハンノキ林には大量のごみが流れ込んだ。秋には、高い木の枝にマットレスなどが引っ掛かっているのも見られた。数日前に秋が瀬に行くと、ゴミはほぼきれいに片付けられて、その周辺ではハンゲショウがいつもの年と変わらずに咲いていた。ハンゲショウは、もともと洪水が襲ってくるのはあたりまえの水辺の植物である。

(荒川クリーンエイドニュース 2000-No.2より)

ハンゲショウ