クリーンエイド実施マニュアル 荒川クリーンエイド・フォーラム
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会場キャプテン向け クリーンエイド実施マニュアル
実施マニュアル(PDF:1318KB)

【2009.9.14改定】

0.主な流れ (あくまで標準的な流れです。会場によっては、この限りではありません。一例としてご参照ご活用ください。)

 1.事前準備編 □ 1-1. 会場の選定、実施日時(延期日時)の決定
  □ 1-2. 会場参加申込、会場の下見
  □ 1-3. 会場のある自治体担当者との打合せ(ゴミの処分方法等)
  □ 1-4. 広報、仲間の募集
  □ 1-5. 1週間前〜前々日(3日前)になったら
  □ 1-6. 必要な用具・器材等の再確認、当日に向けての最終準備

 
 2.当日編 □ 2-1. 天候の確認と実施決定、連絡等
  □ 2-2. 会場設営
  □ 2-3. 受付
  □ 2-4. クリーンエイドの意義、当日の予定、及び注意事項の説明
  □ 2-5. クリーンアップとデータ調査の説明、用具の配布
  □ 2-6. クリーンアップとデータ調査の実施
  □ 2-7. 資源ゴミ
  □ 2-8. 袋のとりまとめ、分別確認
  □ 2-9. 袋のカウント
  □ 2-10. 会場周辺の自然とゴミの状況調査
  □ 2-11. 水質調査
  □ 2-12. 記録写真を撮る
  □ 2-13. 参加者の感想・意見を聞く、各種調査カードの回収、記念撮影
  □ 2-14. その他のお楽しみイベント
  □ 2-15. 後片付け
  □ 2-16. 実施当日の事務局への報告

 
 3.事後編 □ 3-1. データカードのとりまとめ、結果報告、写真の送付
  □ 3-2. 報道実績の記録
  □ 3-3. お世話になった方への御礼と報告、次回の案内など
  □ 3-4. 掲示したポスター等の片付け
  □ 3-5. 道具の手入れ・保管
  □ 3-6. 報告会への参加と報告・提案等
   
 
☆初めて、会場キャプテンをされる方へ...
  • まずは、一度クリーンエイド(他のクリーンアップイベントでもOK)に参加してみることをお勧めします。
  • 参加経験はあっても、キャプテンとしては初めてですから、「やり方がよくわからない」「ちょっと不安」というのは当たり前。
    いつでもクリーンエイド事務局までお尋ねください。(説明会もあります。) ⇒イベント情報をご覧ください。
  • 会場運営を手伝っていただける「荒川遊学ガイド」(川に学ぶ体験活動講師)の方もご紹介します。
  • この実施マニュアルをひととおり読んでいただければ、概ねOKです。
  • 荒川について概略(地勢・歴史・文化等)を知っていると、より心強いでしょう。 ⇒荒川豆知識コーナーへ。
 

 :特に注意していただきたいこと /  :禁止事項


.事前準備編  【↓当日編 / ↓事後編 / ↑主な流れ


 1-1. 会場の選定、実施日時(延期日時)の決定

○新たに会場を設ける場合は、すでに会場となっているところと重複しないように注意。 ⇒2009年 実施予定会場

○荒川クリーンエイドの実施会場は、

  •  荒川本流:主に下流域(秋ヶ瀬堰〜東京湾)の両岸 および、中・上流域
  •  荒川支流:荒川下流域に流入する支流(例:新河岸川・笹目川・芝川)の両岸
  •  なるべくゴミの多そうなところや日頃から気になっているところ(あまりに多い場合は無理しない)
  •  クリーンアップするのに人が集まりやすく、収集作業がしやすいところ
  •  危険要素がなく、安全にクリーンアップできるところ
  •  会場まで、公共交通が利用しやすいところ
  •  トイレや水道が近くにあるところ
  •  収集したゴミを搬出しやすいところ

 といった点を考慮して決める。

○仲間や共催団体などと、開催日(雨天時の延期日も)、集合時刻・場所、開始時刻、実施エリア、当日のプログラム、参加予定人数等を決める。

実施会場周辺の環境の特徴などについても調べておきたい。(地誌・歴史・地元学など)

○その他の注意点

・クリーンエイド開催日が、工事や他のイベントと重ならないか、予め確認しておく。

・実施範囲の設定はムリのないように。

・橋のたもと、公園やグランドの入口など、誰にでもわかりやすい所を集合場所にする。(工事等で集合しにくくなりそうな場合は変更して、周知する。)

・ゴミが落ちていそうな場所(重点的に収集すべきポイント)については、近隣や地域の団体、子どもたちなどに尋ねるのも有効。


 1-2. 会場参加申込、会場の下見

○次に、ひとまずクリーンエイド事務局に会場参加申込をする。 ⇒会場申込書フォーム(PDF)へ。

一度は必ず下見に行く。その際、気づいた点は記録しておき、当日に備える。

○雨天の場合(なるべく翌週などに順延)の連絡方法・連絡網についても決めておく。



○申込受付後は、
 ・クリーンエイド事務局から、必要な用具一式や説明会の案内を送付します。
 ・実施会場の一つとして、荒川CAホームページ他に掲載します。

○その他の注意点

・干潟やヨシ原でクリーンエイドを行う場合は、当日の潮の干満を潮時表などでチェックしておく。 ⇒潮時表

・スタッフ人数を多く確保する必要がある場合は、事前の打合せに加え、当日の役割分担表なども用意しておくとよい。

・個人情報については慎重な取扱が求められるが、過度に守秘する必要はない。(むしろ事故発生時に相互に連絡がとれなくなる方がリスクは高い。)


 1-3. 会場のある自治体担当者との打合せ(ゴミの処分方法等)

○当日の計画がある程度固まったら、会場のある自治体(市役所または区役所)のクリーンエイド担当者と連絡をとり、広報や準備等について打ち合わせておく。 ⇒各担当部署の連絡先は、クリーンエイド事務局にお問合せください。

○荒川の河岸及び河川敷において市民がボランティアで集めたゴミについては、概ね次記のような扱いとなっている。(諸々の事情により、当該自治体の協力が得られない場合もあるので要注意。)

  •  粗大ゴミ:国土交通省(荒川下流河川事務所
  •  散乱ゴミ:会場のある自治体(清掃事務所等)

○上記に従い、集めたゴミの処分については、市・区の環境関係・清掃関係の担当課に依頼する。

ゴミ回収の体制は地域ごとに異なるので、分別方法、集積場所、粗大ゴミの扱いなどを教えてもらい、当日はその指示に従って実施するようにする。

○ゴミの回収日がいつになるかは、市・区の担当者と打ち合わせた上、前もって確認しておく。



○参考情報

・荒川下流河川事務所 ゴミ対策アクションプラン
・ゴミの出し方・分け方等案内ページ リンク表(2006年9月現在)

川口市 戸田市 さいたま市
足立区 荒川区 板橋区
江戸川区 葛飾区 北区
江東区 墨田区 台東区
 
○その他の注意点
・一般ゴミと資源ゴミの分別も自治体ごとに異なるので、事前に確認し、再資源化できるものは袋を分けて回収するなど、工夫する。(プラスチック類も資源回収する自治体が増えているので、改めて確認する。)

・回収が数日後になる場合は、カラスなどのいたずらに対する対処(例:ネットをかぶせる、カラスが嫌がる袋を使う)や、近所からの苦情などに備えて『連絡済み』のメモを付けておくといった配慮をする。(清掃事務所で専用シールを入手できる場合もある。)


 1-4. 広報、仲間の募集

○(一般参加者OKの会場の場合) 参加者や仲間を広く集めたい時は、「秋の荒川クリーンエイド」ポスターとリーフレットを活用しよう。 ⇒クリーンエイド事務局からの問合せに希望枚数を記入して申し込む。
さらに、ポスター、リーフレットが必要な場合は、クリーンエイド事務局にお問合せください。

どんな人に来てもらい、どんな作業をしてもらうか、などについて、実施団体内部でじっくり検討してから、募集をかけるようにしよう。

○地元のいろいろな団体に声をかけて、一緒に取り組んでもらうよう働きかける。(小・中・高校やPTA・町内会・子供会・ガールスカウト・ボーイスカウト・青年会議所・ライオンズクラブ・ロータリークラブなど) すでに清掃活動を実施している団体も多いので、共同開催できるよう働きかけてみる。

○学校や地域学習団体と共同開催する場合は、クリーンエイドの意義を理解してもらった上で、プログラムやカリキュラムを一緒に考えていければベター。 ⇒荒川クリーンエイドって?

○インターネットやEメールを使える人は、積極的に活用して、情報を広めよう。(掲示板やメーリングリストへの投稿、ブログやSNSでの紹介はじめ、地域の団体がホームページを持っている場合は、その担当者にメールを送ってアピールするのもいい。) ⇒各種イベント情報登録サイト リンク表(一例)

○余力があれば、地元独自の媒体(かわら版やフリーペーパー)やケーブルTV、ローカルFMも活用してみる。

○ポスターについて
・ポスターの空欄部分:
  •  会場名(+集合場所)
  •  実施日時(+集合時間) *順延の場合の日時も
  •  実施団体名

 を必須記入し、町内会などを通じて、掲示してもらう。
・掲示板は、マンションやアパート、商店街や飲食店などにもある。期待する参加者層に合わせて掲示する。 

○リーフレットについて
・独自のビラ(主催団体の紹介等)を挟み込むなど、工夫して配る。
・地元の役所や出張所、コミュニティ会館、児童館、図書館などに置いてもらうとよい。(東京都・埼玉県の後援に加え、市区の後援名義が入っているので、通常は問題なく置いてもらえる。)
・NPO支援センター、環境学習センター、ボランティアセンターなども近くにあれば行ってみて、配布協力をお願いする。 

○その他の注意点
・参加意識を高めるには、「こんな人を求む」といった呼びかけも有効。
ボランティア活動の一環として行うことが明確な場合は、特にボランティアスタッフ初心者をうまくコーディネートする必要が出てくる。クリーンアップ活動は一過性のものと捉えられがちだが、それだけに逆に配慮を要する。
・荒川クリーンエイドは、参加人数の大小は不問。あえて少数精鋭でじっくり取り組むのもOK。(範囲を絞って、より細かく分類調査することが可能(素材別、マーク別など))
・地域を代表する企業や商業施設(規模は不問)にも参加を呼びかけてみる。
・自分の住んでいる地域を見つめ、人のつながりを確認するチャンスと心得て、動いてみよう。
・小・中学校には、クリーンエイドの「あらかわ楽習実践ガイド」やクリーンエイド「こども報告集」を(一部に)送ってあるため、関心のある先生がいれば参加してくれる可能性はある。「総合的な学習の時間」や、教科としての『環境』の取り組みが盛んになってきているので、環境学習の一環として奨めると協力を得やすい。
・「環境」の枠を超えた取り組みとしてもクリーンエイドは有意義。あらゆる要素をうまく取り込んで総合的な取り組みを志向してみよう。
・学生のサークル(環境関係)に声をかけるのも有効。 

 1-5. 1週間前〜前々日(3日前)になったら

○特に初めてキャプテンをされる方は、説明会に参加して、疑問点を解消しておこう。

市役所・区役所の担当者にもう一度電話をする。頼み忘れたことはないか確認がてら、雨天の時の連絡方法などを改めて確かめておく。この日に確認すれば、万一行き違いがあっても次の日(開催日前日)に間に合う。

○会場の最新の状況や天気予報(週間予報)にも気を付ける。 ⇒お天気情報

○参加予定人数が確認できる場合は、確認しておき、用具類に不足がないか、チェックしておく。

○その他の注意点
・クリーンエイド当日に備えて、体調を整えておこう。
・役所に荒川に関係する資料で余分があれば入手しておき、当日配るのもいい。 
○ボランティア保険・行事保険について ⇒各種保険情報(東社協ホームページより)
・当日の万一の事故に備えて保険(傷害・損害賠償等)をかける。荒川クリーンエイド・フォーラムとして、事前に参加登録のあった会場について一括で、「行事参加者傷害保険」の契約をしているが、付加的に個別に保険契約しても構わない。ただし、クリーンエイド・フォーラムでの保険契約が不要の場合は、その旨要連絡。

・雨天時の保険(行事中止に対する賠償等)は、荒川クリーンエイド・フォーラムでは契約しないので、必要な会場は個別にかける。

・当日受付用の名簿を用意し、きちんと必要事項(氏名・住所(町名まで))を記入してもらうようにする。事故発生時には補償対象となる。(ただし、会場までの往復時の事故補償はなし)


 1-6. 必要な用具・器材等の再確認、当日に向けての最終準備

○事務局から発送するものは、以下の通り。
 ゴミ袋・綿手袋(軍手)・調査カード・鉛筆・水質調査試薬(水質調査実施会場のみ)・のぼり旗・横断幕(または横断幕用布地)など ⇒参考画像

○こども用のゴミ袋の用意もある。

○各自で必要に応じて用意するとよいものは、以下の通り。
 ゴム手袋・ゴム靴・救急箱・拡声器(またはメガホン)・ゴミばさみ(トング)・カメラ・受付簿・合図用の笛(呼子)・バケツ・案内表示板(看板)・ビニールシートなど
*新品はなるべく買わず、各自で持っているもので代用しよう。参加者がそれぞれ持参できそうなものは、事前に協力を呼びかける。

○細かいゴミ(微細プラスチックなど)を拾う必要がある場合は、ホウキ、チリトリ、スコップも。

○水の事故に備え、スローロープ(注)やライフジャケットを持っている人は用意しておく。ペットボトルを活用した救命具もある。

○安全対策については、より確実に。マニュアルなどを作っておくとよい。











(注)スローロープ:水難救助用の「投げる縄」。ロープは水に浮くポリプロピレン(PP)製またはポリエチレン(PE)製を用いる。長さは、15〜20m程度。ロープとバッグがあればいいので、手軽ではあるが、実際の救助に使うには熟度を要する。要救助者を視認できる位置で、角度や流速を測りながらロープを投げ、ロープ長に余裕を持たせるのがコツ。(上投げだと肩を痛めるので、下投げ(アンダースロー)が望ましい。) ⇒参考画像

 

.当日編  【↑事前準備編 / ↓事後編 / ↑主な流れ


 2-1. 天候の確認と実施決定、連絡等

開始時刻前に荒天の場合は、無理せず中止する。(中止した場合も、必ず「当日報告用紙」(2-16.参照)で知らせる。)

○干潟やヨシ原を主な会場としている場合、前日に大雨が降って、干潟やヨシ原に降りられない程の水位になっている場合、無理はしない。




○その他の注意点

・午後開始の場合で、午後からの降水確率が高率の場合は、連絡をとり合って、開催可否を決める。

・午前中が荒天で、午後は天気が回復しそうな場合でも注意する。


 2-2. 会場設営

○特に、一般参加者OKの会場(オープン会場)の場合は、初めての参加者の対応を考慮し、特に念入りに準備する。(迷ったり、不安になったりしないよう、より丁寧かつ的確に案内や掲示を。)

会場周辺でレジャー等をしている人に対しては、予め声かけをしておくとよい。

スタッフは、看板やポスター、のぼり旗など、荒川クリーンエイドの会場と一目でわかる目印を持って、集合時刻より早めに行って、参加者を気持ちよく迎えるよう心がける。

○その他の注意点

・参加者の荷物置き場(ブルーシート・レジャーシートなど)も用意しておくとよい。(ただし、貴重品は必ず各自で携行してもらう。)


 2-3. 受付

○参加人数が多くなる場合は、専用の受付を用意する。(テント・机・椅子などを配備。)

○団体単位での参加がある場合は、団体(代表者)用受付と個人参加者用受付の2通りに分けておくとスムーズ。

参加者の安全確認と事後の連絡(ボランティア保険適用時)などのために、参加者全員、名簿に記名してもらう。(人数の多い団体との共催の場合は、その団体の代表者にとりまとめてもらう。)

○その他の注意点
・必要に応じて、参加者用の名札を用意する。
・取材が入る場合の対応は、基本的に各会場に一任。(後日報告ください。)
・キャプテンが取材対応に追われて、本来の活動に支障が出ないよう、ご注意。
・個人情報の取扱には注意を要するが、緊急時の連絡等に支障がないよう必要な情報はきちんと書いてもらう。(受付名簿は、記帳しやすいよう、抵抗感がないように配慮する。)

 2-4. クリーンエイドの意義、当日の予定、及び注意事項の説明

○まず、全員集合したところで、クリーンエイドの意義について、手持ちの「荒川クリーンエイド」リーフレット等の文言を参考に説明する。  ⇒荒川クリーンエイドって?趣意説明例

○次に、当日のタイムスケジュール(プログラム)を説明する。何をやるか、実施する順番、実施場所、全体の終了予定を大まかに説明する。

その後、当日の注意事項として、右記の注意事項を説明する。

川辺・水辺での作業のため、安全に万全を期す。万が一、水での事故が起きた場合のことを考え、救助時の注意なども話しておく。

○ゴミを拾う一方で、参加者自身がゴミを出さないよう、また主催者がゴミになるようなものを配布しないよう、気を付ける。

○トイレや水道の場所も知らせる。

○危険なゴミの例
・注射器
・医療系廃棄物
・薬品類
・ライター


重要注意事項 (参加者に確実に伝えよう!)

草むらではマムシに噛まれる危険がある。草むらには長靴や長ズボンなどの服装で入り、マムシに突然遭遇することがないよう気を付けて作業を行い、万一噛まれたら、至急、病院等に連れて行く。(予め会場近くの医療機関を調べておく。)

カミツキガメ、ハチなどにも注意。 ⇒「危険生物の注意情報(対策と心構え、対処方法など)」参照。

特に船が通った後、水辺に大きな波が寄せてきて危険なので、こどもたちだけで行動することのないよう、強く注意を促す。(クリーンアップは通常4〜5人一組で行動するので、そこに少なくとも大人1人が加わったグループを作ってもらい、終始そのチームごとに安全を確認しながら行動してもらう。)

水際以外の危険箇所として、ぬかるみや深い草むらがある。無理して踏み込んで、拾わせないようする。

鋭利なゴミは素手で拾うことのないよう、十分気を付ける。

悪臭のするゴミや、爆発するおそれのあるもの、危険物・薬品等は拾わないよう注意する。(落ちていた場所を教えてもらうようにする。)

○細長いもの(花火の燃えカス、針金等)は折ってから、袋に入れてもらうようにする。
○放っておけば自然に還るものや自然物(流木、木片、竹細工等)は拾う必要はない。
○土中に埋もれているゴミは、可能な範囲で拾ってもらう。
○ゴミ袋に入らないもの(布団、エアコン、タイヤ等)は、粗大ゴミとして欄外に記入して回収してもらう。

野宿生活者がいる場合もある。トラブルを起こさないよう注意。
○河川敷などで遊んでいる人が使っている遊具や靴をゴミと間違えて拾わないよう注意。
○ジョギングする人や、自転車で走る人のじゃまにならないよう、河川敷の道路等では、道を空けた状態で、クリーンアップする。

サッカー場・野球場・ゴルフ場などと隣接している場合は、ボールが飛んでくることもあるので、気を付ける。 

○その他の注意点
・タイムスケジュールや注意事項は大きな紙に書いて、看板等に掲示するのも有効。
・実施範囲を明示した大きな会場案内図があると便利。トイレや水道も示しておく。
・クリーンアップ実施中は、原則として禁煙。健康増進法の観点から、分煙を徹底する手もあるが、周囲への環境や吸わない人のことを考え、全面禁煙が望ましい。
・秋でも高温になる日もある。暑さ対策を考慮する。
・熱中症対策は、「環境省熱中症予防情報」などに掲載されている。要点は以下の通り。
(1)熱と日光に長時間さらされないよう注意、(2)汗をかいたら水分と塩分を補給、(3)常に水分補給 など。

 2-5. クリーンアップとデータ調査の説明、用具の配布

○注意事項の次は、実際の拾い方、分け方、数え方などについて説明する。

○基本的には、4〜5人でグループを作る。グループに分かれてから、用具一式(散乱ゴミ等の各種調査カード、筆記用具、ゴミ袋、手袋)を配る。(代表者一人に取りに来てもらう。) 用具は予め配りやすくしておくのが望ましい。

用具を配付後、調査カードの項目を見てもらいながら、どんなゴミについて調査分類するのかを全員で確認する。 ⇒調査カード見本

○そして、ゴミの分別方法、清掃範囲、クリーンアップの終了時刻、調査カードの集約方法、ゴミを置く場所等を知らせる。

○各グループでの分担は、一人がデータを記入する係、あとの人はゴミを拾いながら、声を出して数える係に分かれるとやりやすい。(役割分担をローテーションで回してもらうのもよい。)

○各会場の参加者数や参加者の特性に応じて、柔軟に対応できるようにする。(無理なく、それぞれのペースで。)

人数の多い・少ないによって、@数えながら収集する、A一気に収集して、後で皆で分けて数える、のいずれかの方法で実施する。

○その他の注意点
・人数が少ない場合は、受付時に必要な用具を配ってもよい。
・人数が多い場合は、各自が自由に持って行けるように、用具配付場所を決めて置いておく方法もある。
○粗大ゴミの調査

・袋に入らない大きなゴミ(タイヤ、バッテリー、バイク、自転車、テレビ、エアコン、パソコン、冷蔵庫、洗濯機、ブルーシート、布団など)は、粗大ゴミとして、欄外に記入し、運搬できるものは回収場所へ運びます。
・回収場所に集められた粗大ゴミは、キャプテンが粗大ゴミ調査・集計シートに記載します。

・時間と人手に余裕のある場合は、粗大ゴミを1カ所に集める作業を行ってもよいが、無理をして、腰を痛めたり、ケガをしたりしないよう十分注意する。

・キャプテンは、当日のうちに、粗大ゴミのあった位置、または回収した粗大ゴミをまとめた位置を報告書式に記載しておく。(2-16.参照

・報告に基づいて、後日、国土交通省荒川下流河川事務所が粗大ゴミを回収する。


 2-6. クリーンアップとデータ調査の実施

○クリーンアップ及び調査を行う標準的な時間は60分。どんなに大量のゴミがあっても時間を区切ることは重要。

○徹底的にクリーンアップする方法もある。(=リセットクリーンアップ) 範囲を限定しておけば、ゴミの溜まり方や品目の変化など比較調査できる。

暑くなってきた場合、雨が降ってきた(激しくなってきた)場合など、続行不能な場合はいったん中断する。

スタッフは、腕章やバンダナなどの目印を付け、ガイド役に。データの記入方法などに迷っている人がいたらどんどん声をかけて助け船になろう。(記入漏れがないよう働きかける。)

○ゴミ置場の点検は、クリーンアップ終了間際でなく、早めにすること。予めゴミ置場とゴミ袋の出し方を説明しておくとよい。

○その他の注意点

・スタッフは、ガイド役の傍ら、袋がいっぱいになった参加者からゴミ袋を回収し、代わりに空の袋を渡すなど、臨機応変に動くようにする。袋は、参加者どうしで融通してもらってもよい。

・クリーンアップ実施中の様子を写真に撮ることも忘れないよう注意。


 2-7. 資源ゴミ(資源ゴミ調査隊の選任と資源ゴミの定義の説明)

○人数が少ない場合は、再資源化できでうゴミを皆で一斉に集めてから、他の可燃ゴミ・不燃ゴミに直種してもよい。

○汚損が激しい場合や再資源化するのに不向きな場合はビン、缶は不燃ゴミとして、ペトボトル、食品トレイ、プラスチック容器、紙類は可燃ゴミとして処分する。

○実際に自治体に再資源化してもらうには多くの労力やコストがかかるため、「分けて回収すること」の意味を伝える上で、資源ゴミ回収を強調するにとどめる。

○容器包装ゴミについて
・容器包装ゴミは、ゴミではあるが、容器包装リサイクル法に基づき、再資源化が可能な「資源」という見方もできる。特に識別表示があるものは、最初から分けて回収し、後で洗って乾かして、スーパーなどの回収箱に持っていくのも有効。
・紙パック、食品トレイの他、とと付いた紙材で、古紙回収に回せそうなものは分けておく。
・プラスチック容器で
マークのついたもので、資源回収にまわせそうなものは分けておく。

・東京湾に近い会場で、塩水を含んだ紙ゴミは、可燃ゴミとして処分する。
・洗えば何とかなるゴミは多い。労をいとわない人を集め、洗い場を用意し、どこまで再資源化できるかを試してみるのも有意義。天気が良ければその場で乾燥させて、スーパーなど回収している場所まで持って行けば、資源循環を実感できる。


 2-8. 袋のとりまとめ、分別確認

袋の使い分けは、以下の通り。(可燃・不燃の区別等、詳細は会場のある自治体の分別方法に従う。)

  •  :燃やせるゴミ(紙、布、いろいろな素材
  •  :燃やさないゴミ(金属、ガラス、せともの
  •  :プラスチック系のゴミ(プラスチック、発泡スチロール、ペットボトル等)

○再資源化できる対象はできるだけ品目を多くして、ゴミに見えてもリサイクルは可能であることを認識してもらう。(実際に再資源化するのは手間がかかるので難しいが、試しに分けてみる。)

○懐かしいゴミ、お宝ゴミ、もったいないゴミ、などテーマを決めて拾ってみるのも面白い。(産業史を語る上で重要なゴミが見つかることもある。)

○分別方法について
  •  複合素材の場合:分離できる場合は、分けて処分する。
  •  自然物か人工物か見分けがつかない場合:ひとまず拾っておいて、後で皆で考えてみる。
  •  紙オムツは、可燃ゴミとして分別する
  •  電池は、不燃ゴミ扱いにしている自治体が増えているが、分けて回収するケースもあり、回収箱を設置している電器店もある。

(その他)
・プラスチックゴミは、教材としては最適。この製品はなぜプラスチックでないといけないのか、など皆で考えてみるとよい。
・携帯電話には貴金属が含まれている。(例:1t集めれば300gの金が得られる。) ゴミではなく実は資源、という意識を持ってもらうことも重要。


 2-9. 袋のカウント

○燃やせるゴミ()、燃やせないゴミ()、プラスチック系ゴミ()の3つの分類でそれぞれの袋の数を数える。

予め、同じ種類のゴミ袋は、袋の容量いっぱいになるように詰めて、かさばらないようにする(ただし、重いゴミ袋の場合は、ムリに大きくしない)
また、ゴミ運搬のために、ゴミ袋は口を結んでおく。いっぱいになりすぎて結べない場合は、袋を分けて結ぶようにする。

 

 2-10. 会場周辺の自然とゴミの状況調査

○クリーンエイド実施会場の自然環境と動植物の状況、及びゴミの散乱状況(できれば橋桁などへの落書きの状況も)について、それぞれ調査カード(用紙)に記入する。

この資料は、荒川クリーンエイドの年次報告集(冊子、ホームページ等)に掲載する他、ゴミの経年変化を調べる上での基礎資料となるものなので、極力詳しく記録する。

○ゴミの収集前と後でどのように変化したかを参加者と話し合い、成果を共有できるとよい。

場所によって、拾ったゴミに違いや特性が出てくる。場所別に実施した場合は、それぞれの特徴を報告してもらうのもよい。

家庭ゴミとの違い(または共通点)についても考えてもらうとよい。

○十分に片付けができなかった場合でも、これだけ良くなった、というプラス評価を心がける。(現状を嘆かず、今そこにあるものを見つめ、受け容れることも大事。)

○その他の注意点
・何度かクリーンエイドを実施している団体は、これまでの経年変化、継続的に取り組んできた成果も伝えるとよい。
・こどもの参加者が多い場合は、ゴミを片付けたことで、荒川が喜んでいる、といったことを伝えると意義が伝えやすい。
・自然環境を調べ、それがまだ残っていることを知ることによって、荒川が身近なふるさとであることに気付いてもらえるとベター。
・本来そこに生息していなかった「特定外来生物」が識別できるようなら、それも記録する。(外来種もゴミ) どんな影響があるか、なぜこうなったのか、などを皆で考えるのもいい。特定外来植物(アレチウリ、オオブタクサ、セイタカアワダチソウなど)については、「会場周辺調査用紙」に記入する。
 
 アレチウリ                 オオブタクサ

 2-11. 水質調査

○水質調査は、なるべく、クリーンアップ終了後、全員注目の中で実施する。 ⇒水質調査項目等

○時間が足りない、人数が多く全員は参加できないなどの理由により、少人数で実施する場合でも、水質調査の意義と調査した結果の要点などを説明し、水質浄化についての理解を得るように努める。

○実施要領は、別添の資料にて。 ⇒詳細

 

 2-12. 記録写真を撮る

○クリーンアップする前と後の会場の様子、クリーンアップ実施中の光景、クリーンアップ中の工夫、集めたゴミの山、もったいないゴミの例、全員の集合写真、水質調査の様子、目立つ粗大ゴミなどの写真を撮る。 ⇒撮影例

集合写真は、報告集などに掲載する際、不可欠なので、可能な限り撮るようにする。

変わったゴミや実態不詳なものも写真に撮っておこう。または、支障のない範囲でゴミ実物を保管しておく。(実物は、報告会で発表していただく他、ホームページにも掲載します。)

○数えるのに時間を要しそうな場合は、ゴミをできるだけ平面に広げて、高解像度で撮影し、あとでまとめて数えるという方法も有効。

○記録写真は、原則デジカメなどで撮影したデータでの提出をお願いします(解像度やファイルの大きさは不問)。データは、CD-ROMなどに保存して、郵送ください。Eメールで送る場合は、1ファイルあたり2MB以下までにして送信ください。
・ フィルムカメラで撮影した場合は、現像したポジ写真を数枚以上郵送してください。

○記録写真は報告書等に掲載するので、少なくとも集合写真を含めて数枚を必ずご提出ください。

○その他の注意点

・報告集に使用することも考慮に入れて、参加者の表情や、ゴミの種類等が一目でわかるような撮り方を工夫する。

・撮影を望まない参加者がいる場合もある。可能であれば予め確認をとっておく。

・代表的なゴミは、単体で何枚か撮っておく。


 2-13. 参加者の感想・意見を聞く、各種調査カードの回収、記念撮影

○クリーンエイド終了後、川原でお弁当を食べ、午後にゲームや自然観察会などを予定している場合は、昼食時に、自己紹介を含めて、荒川やクリーンエイドなどについて、それぞれの意見・提言などを述べてもらうとよい。

○人数が多い場合は、10〜20人くらいずつに分かれて、意見を述べてもらう。(「なぜここにこんなゴミが?」「どうすれば減らせるか?」など)

○または、調査カードの裏(アンケート)に感想・意見等を書いてもらうようお願いする。グループ代表者がとりまとめて書く項目と、個別に書いてもらう項目がある。

○拾い方で工夫した点などがあれば、教えてもらう。

○記入が終わったら、各種調査カードの回収とチェックを行う。(貸し出した用具がある場合は、あわせて回収する。)

忘れ物がないか、十分注意し、記念撮影を撮ったら解散。

○その他の注意点

・クリーンエイドを続けて行うためには、参加者の生の声を聴き、「参加した」「地域に貢献できた」「地域の良さを知ることができた」といった実感を持ってもらうことが不可欠。

・こども参加者には、労をねぎらいつつ、認定証を進呈すると喜ばれる。認定証はクリーンエイド事務局に用意があるので、希望する場合は予め申し込む。(もちろん、自作の認定証でも十分。)


 2-14. その他のお楽しみイベント

○魚を釣ったり、捕ったりする道具(投網、バット等)の用意があれば、実際にやってみて、危険のない範囲で、参加者にも体験してもらうとよい。 ⇒下平井干潟での投網

○その他のお楽しみイベントとしては、

  • 自然観察会
  • 荒川クイズ(ゴミの数を予想してあてるなど)
  • 芋煮
  • 漂着物を鑑賞する(なぜ、こんなゴミが?/どこから来たんだろう?)
  • ゴミを使って、即席アートや即席工作
  • このゴミは何に見える?(生き物が間違えて食べたら大変なもの
 などがある。

*お楽しみイベントの実施例や工夫例も、クリーンエイド事務局に報告していただけるとありがたいです。

○その他の注意点

・お楽しみイベントや昼食時には、余分なゴミが発生しないよう、要注意。

・各自で体重計を持ってくるか、計量器メーカーに協力してもらい、ゴミを種類別に重量で測定してみるのも面白い。


 2-15. 後片付け

カウントや撮影を終えた袋は、その時点でしばっておくが、同じ種類のゴミ袋はできるだけ集約して、袋の大きさを均一にしつつ、袋の数は少なくするようにする。

○予め、自治体担当者と打ち合わせた通りに搬出・集積する。

○当日のうちに搬出する場合は、参加者有志にも手伝ってもらうとよい。

○その他の注意点

・重量のあるゴミ袋は、それ以上詰め込まないよう、袋を閉じてしまう。


 2-16. 実施当日の事務局への報告

特に一斉開催日は、マスコミ等への対応のため、クリーンエイド終了後(自然観察会などの行事を行う場合は、とりあえずゴミ袋の集計が終わった後すぐ)、当日のうちにクリーンエイド事務局と、実施市区まで、必ずFAXを入れる。(FAXはNo.0「当日報告用紙」で)

*No.0当日報告用紙はこちらから。

○報告事項は、下記の通り。

  •  (1)会場名
  •  (2)グループ名
  •  (3)報告者名
  •  (4)開始時間と終了時間
  •  (5)当日の参加人数(うち子ども供の人数)
  •  (6)集めたゴミ袋の数
  •  (7)散乱ゴミ、粗大ゴミを置いた場所と数量(粗大ゴミの詳細報告もできればFAXで)
  •  (8)団体参加があった場合は、その団体名など
 
 

3.事後編  【↑事前準備編 / ↑当日編 / ↑主な流れ

 3-1. データカードのとりまとめ、結果報告、写真の送付

○クリーンエイド終了後、1週間以内に、各データを集計し、以下の書類をクリーンエイド事務局まで送付する。

@報告用紙

 ■書式No.1〜5
 ■ゴミ調査カードの裏面のコピー(参加者の感想の記入があるもののみ)
 

*No.0〜No.5の各書式はこちらから。

A写真
○記録写真は、CD-ROMなどに保存して郵送ください(Eメールによる提出でも構いません)。フィルムの場合は写真数枚を送付ください。

B水質調査関連
○水質調査(パックテスト)に使用する「標準色見本」も要返却。

C参加者名簿
○参加者の氏名と住所(町名まで)を記載した名簿を保険会社に提出しますので送付ください。

Dその他
○取材や報道があった場合は、その記録も。
  • 書式No.1:散乱ゴミ調査・集計用紙
  • 書式No.2:粗大ゴミ調査・集計用紙(拾わなかった粗大ゴミの図示、粗大ゴミ集積場所の見取図は、No.0「当日報告用紙」に記載)
  • 書式No.3:水質調査記入用紙(採水場所の地図を含む)
  • 書式No.4:会場周辺調査用紙
  • 書式No.5:キャプテン報告用紙(感想・意見含む)
  • ゴミ調査カード裏面のコピー(参加者感想部分)
 

 3-2. 報道実績の記録

 

 

 3-3. お世話になった方への御礼と報告、次回の案内など

 

 

 3-4. 掲示したポスター等の片付け

 

 

 3-5. 道具の手入れ・保管

○横断幕・のぼり旗・旗竿、水質調査器材は、各グループで責任を持って保管し、翌年も使えるようにする。

 

 3-6. 報告会への参加と報告・提案等

 ※2009年の報告会は、12月5日(土)開催。
 

 

 

 以上です。どうぞ、よろしくお願いします!(このマニュアルは、皆さんのご意見により、バージョンアップを続けていきます。)

*本文の無断転載・転用はおことわりします。

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