カニさん カエルさん もうちょっと眠っていてね2月14日(日)今年最初の観察会

池の水は残っていました!

1月半ばと下旬には水深が10〜8センチ。
水面は水深計のまわりにほんのちょっと残っていただけ。心配していた池の水ですがその後の雨で、今日は水深薬0センチ。
ひび割れした土の上に水面もできていてひと安心。

まずはヒメガマ抜き


12月に続いて水面のヒメガマを抜きました。朝はまだ氷の張る池にズボズボと入りながらスコップで掘り起こしました。ヒメガマの根っこは横に広がり二人がかりで取り上げる人あり、一人でもくもくと抜いていく人あり。根っこからは、若い芽が元気よく出ているものもあり春が近づいていることも感じられました。水面も広がってギンヤンマもたくさん来ることを願います。(ギンヤンマには滑空するための少々の長さの水面があるといい)
久しぶりの野村圭祐さんの観察会



* 杭に「コカマキリ」の卵発見!


* 水たまりには「タネツケバナ」「スカシタゴボウ」の若芽が出ていた

* 2m以上もあるようなオオブタクサを発見!


* オオジュリンの姿を見る。野鳥たちはアシの表皮中のカイガラムシを食べているそう。

* ノゲシ摘みの脇にあった穴はネズミの穴かな?と言っていたら中から眠っていたカエルを発見!


氷の張る池だけど、あたりは徐々に春の兆しの見えた2月の観察会でした。


 (伊藤浩子さんのレポートより抜粋) 





モズ先生が、午後の部の観察会を再開!3月21日(日)小雨まじりの中の観察会


・ 半年ぶりの参加です。春の風と沈丁花の香りに誘われて、一家5人でブラブラと、予定の10時より1時間も遅れて五色池に到着。すでに5人の方々が枯れた草木の刈取作業や、池の水質検査を行っているところでした。


・ 心配された五色池の水は、ここ数日の雨でこれ以上増えようのない最高水位に達していて、一部浸水箇所があるほど。


・ 山本さんが彼岸花を移植してくれた見晴らしの丘の崩れた石を積み直すとその石の下から次々と生き物が 現れました。3匹のオケラとその巣、ベンケイガニ、アカガエル、そして、いくら指で触っても起きない冬眠中の関東ダルマガエル。石の下でも春を心待つ小さな生き物がいっぱいでした。


・ 豚汁に舌鼓を打って談笑していると、子供達が意外なニュースを報告!!
草刈りをしていた時、モズの「はやにえ」らしきものを見たと言い出したのです。終わったはずの本日の観察は、この報告と共に再開。枯れ折れたシタカアワダチソウに突き刺されていたものは半分程食べられていた が、どうやらアカガエルらしい。それも、お腹にはオタマジャクシとなるはずであった卵が黒い粒となりたくさんありました。
他にも、カナヘビと思われる産卵間際のトカゲ、骨が見える程干乾びた姿のアカガエルの「はやにえ」も発見。東京で「はやにえ」を一度に3つも見られるなんてカンゲキ+オドロキです。子供の良い教材になったことはもちろんのこと、自然が着実に戻ってきているなァーと、実感させられた一日でした。



                                              (早瀬紀行さんのレポートより抜粋)

野村圭祐さんの解説「モズのはやにえについて」



広辞苑初版によれば「はやにえ 速贄(「速新饗・はやにいあえ」の意)初物のにえ」とあります。はやにえとは、モズだけに使われる言葉ではなく、初物のにえを意味する言葉のようです。モズは、獲物をとげなどの鋭くとがったものに刺すだけでなく、枝の又などにはさむこともします。モズはなぜ「はやにえ」を作るのか、いろいろな説があります。
保存食説。なわばりのしるし説。獲物を引き裂くためという説。忘れ物説(一時的に獲物をちょっと刺しておいて後に食べるつもりが忘れてしまったものという説)などなどあります。モズのはやにえのつくる位置の地上からの高さによって、やがて来る冬に降る雪の深さを知ることができるともいわれていますが、どれが本当のことか、モズに聞いてみたいものです。また来年の秋になるとモズがはやにえを作りますが、そのとき激しい縄張り争いの様子などじっと観察して報告して下さい。
                                            





雨あがりの五色池は特にいいですよぉ4月25日(日)賑やか&盛りだくさんの自然観察会
この日は荒川野草園のグループの方々も13、4名参加して下さり、いつものメンバーと
合わせて24名が参加。活気ある観察会となりました。

春の野草畑

池のまわりはシロツメグサ、ケキツネノボタン、スカシタゴボウ、カラスノエンドウ等々春の野草が幾種類も花をつけていました。ギシギシもアカツメグサも元気に葉を広げていました。雨上りだったせいか余計に緑鮮やかに輝いているよう。

カルガモのつがいがほぼ住みついています。中之島を
立入禁止にして、カモが巣を造れるようにしましょう。

青がきれいな「ホソミオツネントンボ」

実験用小さな池にはアジアイトトンボ、シオカラトンボも飛んでいました。なかでも「ホソミオツネントンボ」(成虫で越年するので“オツネン”)は青くてとっても綺麗。しばらく池の周りで皆でトンボたちに見入っていました。どの池も、水路までもオタマジャクシがいっぱい。
羽化したばかりのアオモンイトトンボのメスは羽も紅色
に輝いていました。

ヨシズ作りにも挑戦!

佐藤さんがヨシズ作りの作業台を立てて準備して下さっていました。先月刈ったヨシを作業台に並べ1つずつ縄で編み込み、少〜しずつヨシズが出来上がっていきました。簡単そうに見えても、縄を巻いておく木っ端がほど良い“おもし”になっていたり、先人の知恵はすばらしいものだと感心。佐藤さんの手際も素晴らしかったです。大きく広がる青空の下、緑の中、池のほとりでのヨシズ作りはとっても“のどか〜〜”な風景でした。BGMはカエルの鳴き声!

たて150センチよこ200センチほどの葦簾ができました。
これで日除けでも作りましょうか。

この日の豚汁は、また格別でした。


 (伊藤浩子さんのレポートより抜粋) 





6月27日(日)梅雨なのに水が少ない五色池

数カ月ぶりのひさびさの自然観察会が大雨という試練にあったのは連絡係の薄井です。これも日頃の行いが悪いせいなのか、あきらめてえっちらとチャリで行きました。「雨が降ろうがヤリが降ろうが、中土手市民の会がやると決めたらやるんだ!」と勇ましく出陣!

この大雨のせいか到着した時は私一人。ちょっと心細い気持ちを持ちながらも池の周りを歩いてから一人水質検査をしていると、私のさびしさをまぎらわすようにたくさんの鳥たちが美しい鳴き声を聞かせてくれました。そこへ伊藤さんの登場!「雨が降っていたけど月に1回はここに来たくて」とカメラをぶら下げてやって来た姿がとても頼もしく見えました。

水位計は70センチを指していましたが、3年間の間に土が入り込んでいて、それほどない様子。こんなに大雨が降っていても池の水の範囲が狭いのです。梅雨に入ったとはいえ、まだまだ雨の量は少ないよう。気温・水温とも23度。アンモニア性窒素は0。亜硝酸性窒素は0.05。pH7。COD7。窒素が少ないのは生活廃水が入っていないからよ、と伊藤さんは指摘してくれました。
五色池の状態は今、一面緑。感動したのはネジバナ。あたり一面に咲くネジバナを見たのは初めてでした。それと「タコノアシ」。タコノアシの群生場所にアシがたくさん繁っていたので日が当たるように周りのアシを刈ってあげました。タコノアシは大きくなると赤い茎の30〜40センチ位のびた草になっていました。

イトトンボのヤゴとオタマジャクシ2匹、チビゲンゴロウを採って自分の家の水槽で飼うことに。伊藤さんと暴風雨の中をびしょぬれになってチャリで中土手を走って帰りました。知らない人が見たらなんと物好きな「アベック」と見間違えたかもね!


 (薄井洋一さんのレポートより抜粋)