日程:2016年9月23日(金)~24日(土)
会場:ロシア連邦共和国 Slavyanka HOTEL Teploye More

NOWPAPは「北西太平洋地域における海洋及び沿岸の環境保全・管理・開発のための行動計画」のことであり、Northwest Pacific Action Planの略称です。

北西太平洋地域海行動計画は、1994年に国連環境計画(UNEP)の地域海計画のひとつとして中国、日本、韓国、ロシアにより採択されました。NOWPAPの活動は主に参加国からの拠出金で賄われています。

政府間会合(IGM)は、加盟国の代表により年1回、参加国の持ち回りで開催されているNOWPAPの最高意思決定機関であり、活動方針と事業計画を決定します。

IGMでの決議により、NOWPAPの事業を推進する地域活動センター(RAC)が2000年~2002年にかけて設立されました。2004年11月には、NOWPAP本部事務局の役割を担う地域調整部(RCU)の事務所が日本・富山((公財)環日本海環境協力センター http://www.npec.or.jp/)と韓国・釜山に設置されています。

詳細はこちらから。
http://www.nowpap.org/main_j.php

-1日目-
各国の政府・研究者・NGOによる海ごみ対策の取り組みが報告されました。

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その中で、荒川クリーンエイド・フォーラムも活動のシステムや活動内容を紹介しました。

産学官民が一体となった活動や現在計画している事例や荒川河口(都営新宿線下流左岸)で東京理科大と連携している調査の取り組み、全国川ごみサミットについて報告。

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漂着・堆積するプラスチックボトルの写真には参加者からWow!と思わず声が漏れていました。
韓国のDr. Lee(O・S・E・A・N)からは「海ごみの取り組みと川ごみの取り組みがリンクできるといいね」といったコメントが。荒川クリーンエイド・フォーラムで目指していることですね。
日本からは学識代表で東京海洋大学の内田博士から日中露がジョイントした海洋ゴミ調査の様子が報告されました。

その他、気になったのは、韓国の事例で海岸における漂着ゴミの60%(重量比)が10%の海岸線エリアに漂着・堆積していることが報告されていました。日本国内でも同じような試算が報告されています。どこにも吹き溜まりのような場所が存在するようです。

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-2日目-
午前中は各国から参加した行政担当者や学識者により、技術的なアプローチや調査の標準化に関する議論、翌年度の取り組みについての話し合いが行われました。来年度のホスト国は日本。どのような会議にすべきかこれからも引き続き調整が行われます。

午後。会場から車で約15分の距離にある海岸にて、NOWPAP参加者によるICC調査体験。地元の高校生 V.S. NOWPAPチームで現地の海岸をクリーンアップ。思ったより漂着ゴミは少なく回収はすぐに終わりましたが、分別に手間取りました(汗)海岸線沿いなのでやはり漁具がみられました。

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(余談)

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ロシアの通貨はルーブル。お釣で硬貨を渡されますが、お店では硬貨を使用できません!硬貨は10,5,2,1のほかコペイカといった予備硬貨があるみたいです。自動販売機で使用するか銀行で紙幣に両替してもらうしかないそうですが・・・10ルーブルは20円~30円くらいの価値はあるはずなのに使えないって・・・ちょっとびっくり。

帰りは飛行機の到着が遅れてしまい羽田空港にてすべての手続きを終えたのは終電後・・・今回の出張はかなりの珍道中でしたー

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毎日食べていたボルシチです(いまむ)。