みなさんは、河川敷や道端・空き地に生えている植物を「雑草」と、呼んでいませんか?川や池で獲れるサカナを「クチボソ」と、呼んでませんか?荒川で獲れる魚のハゼを「ダボハゼ」って呼んでませんか?「雑草という名の植物はない」とも言われています。20世紀最高の名言だと僕は思います。生き物すべてに名前があり、生き物すべてに生活があります。このコーナーでは、自然案内人の目線で、荒川の生き物の「生活」をご紹介します。目からうろこが落ちた!……は、保障できませんが、くどくならない程度、飽きない程度に、「荒川いきもの生活日記」をご紹介します。 活動1自然案内人
橋本浩基

手が伸びるのは、成人男子の証なのだ! ~テナガエビ~

今年は、例年より早く東京でも入梅しましたね。雨だと外に出るのが嫌だなぁ~・・・。と、言わないで、荒川河川敷の雨ならではの自然を楽しんでください!短めの渓流竿を持って!
みなさん、テナガエビをご存知ですか?鋏脚がものすごく長くなるエビ。名前の由来も、そのものズバリの、テナガエビ。ご自慢の長い手は、成人男子の証拠!なんと、体長の1.8倍の長さになるのです。子どもやメスの鋏脚は長くならないのです。大きな固体を見ていると、なんか邪魔だよな・・・きっと。と、思ってしまうのは僕だけでしょうか?でも、その威力ときたらバカにできないほど痛い!です。

この梅雨の時期こそ、テナガエビ釣のベストシーズンなのです。短めの渓流竿(1.8~3.6m)がちょうどよいでしょう。エサは、肉食系なので、アカムシ、ミミズ、ソーセージ、魚肉、イカ、などなどなんでもOK!浮きを付け、岩周りなどの、彼らが身を隠しそうだな、と思うところにエサを投入してください。しばらくし、モゾモゾという感じが竿先から感じたら、「当りが来たっ!」と、慌てないで、一呼吸もふた呼吸も置いてから、そぉ~と竿を上げてください。モゾモゾという感触は、彼らがエサを挟み、口元に持ってくる感触なので、慌てないでくださいね!テナガエビ釣は、短気な人より、ゆったりとした気の長い方に向いている釣と言われています。僕は不向きかも。

荒川には、4種類のテナガエビ科がいます。シラタエビ・スジエビ・テナガエビ・ユビナガスジエビ。テナガエビの特徴は、目の下にとげみたいなものが、左右に1本ずつ生えているので、触るとわかります。今年も、4種見れるかな~?


てんぷら、から揚げ・・・最高です。 寄生虫がいるので、生では食べないでください!

カニなんだけど水って好きじゃないんだよね ~クロベンケイガニ~

荒川河川敷で極々、普通に見れるカニは?そう、ベンケイガニの仲間の「クロベンケイガニ」です。ヨシ原の中や草むらでゴソゴソと動く彼らです。
弁慶蟹と書きます。彼らの脚には固い毛が生えていて、それをすね毛にみたて、弁慶の泣き所からベンケイガニと命名したとか、甲羅の凹凸の質感が、弁慶の鋭い形相に似ているからとか、諸説あります。ベンケイガニより黒っぽいのでクロベンケイガニになったそうです。

水って好きじゃないんだよね。それには理由があります。水がないと生きてはいけませんが、水に入る時は外敵から逃げる時。その他は陸で生活をする、半水生です。呼吸方法が変わっていて、腹側の鋏脚の付け根から水を取り入れて、呼吸器官を通して口の上にある孔から出す。その水が溝を通って網戸のようなところで酸素を取り込み、また体内に入る。これを繰り返すのです。繰り返せば酸素も少なくなりますね。酸素の少なくなった水は粘り気が出てきます。カニの泡吹きになって酸欠を起こすのです。彼らが泡を吹いていたら、水辺に放してあげましょう!

シラスの中に金平糖のような赤い小さい粒を見たことありますか?それが、カニ類の子どもです。メガロパ幼生とかゾエア幼生。子ども時代は水中生活です。シラスを買ってきて見てください。高確率でゲットできます。たまにタツノオトシゴも発見できるかも!
何でもよく食べる彼らは、自然界の残飯整理役かな?刺身とか生肉とか、ご飯粒も食べます。飼いやすいカニですので、ぜひお子さんと一緒に飼ってみては?


酸素を取り込む網戸が見えますね。でも、機械的な体です。

干潟の地雷!? ~アカエイ~

荒川下流域でもっとも危険な生き物が、彼らといってもいいでしょう。水ぬるむ時季にシジミ獲りや、投網、釣りなどで水辺にサンダルや素足で入ると危険です。砂の中には彼らが潜んでいて踏まれると反撃します。"ブスッ!"っと、まさに干潟の地雷。「アカエイ」です。

魚類は、硬骨魚類と軟骨魚類の2類に分けられています。エイ類・サメ類は軟骨魚類で、デポン紀(4億~3億年前)に出現しています。人類の大先輩なのです。
アカエイは1年中、出会う確率は高いのですが、冬場は海の深いところにいて、水がぬるむこの時季から汽水域にもやってきます。水底を這うように移動し、貝類や甲殻類などを主に食べています。なので、潮干狩りを行っている漁業組合にとっては、アサリなどの天敵とされています。

円形に近い体に、細長い尾鰭がついています。柄杓(ひしゃく)のような柄(え)がついている魚。そこから、「エイ」に転じたとか、長い尾鰭を「燕尾」に見立て、「エイ」になったとか、諸説あります。その、長い尾鰭の付け根付近に、1~2本のとげがあり、これに刺されるととても厄介なのです。のこぎり状になっているそのとげは、刺さると抜けないし、毒があるし。大きなアカエイの毒針は、大人の大腿骨をも貫くほどの凄まじさです。

その毒針と2mもの大きさが由来してか、江戸時代の書物にも、妖怪としても取り上げられています。どこまでも続く干潟を歩いて行っても水に近寄れないほどの大きい妖怪として・・。ゲゲゲの鬼太郎もびっくり!かもですね。

水が恋しくなるころ、彼らはやってきます。決して地雷は踏まないように!!


ひっくり返すと口とエラがある。有名なコメディアンに見えるかも!

昔からメジャーですが、ミステリアスな私・・・ ~ウナギ~

今が旬!とはいえない生き物ですが、生物学上あるいは水産資源上、最近話題になった生き物なのです。ある意味、今が旬だといえる生き物です。もちろん、荒川でも出会えます。夜釣りで・・・ウナギです。ウナギといえば、土用の丑の日。平賀源内があまり繁盛してない知人の鰻屋さんを繁盛させるため、店先に「土用の丑の日」と看板を出して、ウナギを食べてもらうように考案したのが始まりと言われています。

そんなウナギのミステリアスなことは、皆さんもご存知だと思いますが、産卵場所です。昔からメジャーではありますが生態は謎!『山芋転じてウナギとなる』という言葉があります。ウナギは淡水では産卵しないのです。なのに、ある日突然に今までいなかったウナギが、池や沼に現れるのです。産卵した形跡も、ウナギ自体がいなかったのに?と昔の人は不思議に思ったはずです。なので、山芋がウナギに変わる、と思われていました。あのアリストテレスでさえ、ウナギの産卵の事実を知らず、『ウナギは泥から生ず』と言い張っていたそうです。なぜ突然、池や沼にウナギが現れるかというと、ウナギは皮膚呼吸もできます。雨が降り、土が湿るとその湿っているところを、ウナギははってA池からB池へ移動するのです。もっとすごいのは、滝を登ることもできます。といっても、滝周りの濡れた岩をはってどんどん登るのです。それが「うなぎのぼり」の語源です。
細長い丸い体つきから、家の柱の「棟木(むなぎ)」がウナギに変わったとか、胸の一部が黄色を帯びているので、胸黄(むなぎ)がウナギだとか諸説あります。

ある意味、今が旬。新聞にも載っていましたが、ウナギの産卵の解明ができたのです。ウナギの卵が見つかったのです。産卵場所はマリアナ海溝付近の深海ではないかと考えられていました。今回の発見でそれが証明されたのです。

ウナギの血には毒があります。目に入ると結膜炎を起こします。傷口に入るとかゆくなり、血管を伝って体中がかゆくなるので、血が手についたらよく洗いましょう!


ヌルヌルの体ですが、うろこは体の下に埋まっています。

真逆な生き物の同居? ~クルメサヨリとワカサギ~

みなさん、荒川はきれいになっていると思いますか?まだまだきれいとはいえないよ!と、思いますか?水質汚染の度合いを見るのに、生物指標というものがありますね。○○がすめるきれいな川。とか、○○しかすめない汚れた川。そんな言い方をよく当てはめますが、実は昨年の秋、きれいな荒川好きな魚と汚れていても大丈夫な魚が同時に確認できたのです。

ここ数十年(ある調査では45年)東京湾から姿を消したのではないかといわれている、水質汚濁に非常に弱い魚のクルメサヨリ。と、反対に水質汚濁には結構強い魚。冬の釣りの主役でもある、ワカサギです。その両者が同日の同所で投網にかかったのです。
今回は、ワカサギにスポットを当ててみます。(クルメサヨリは近々ご紹介します。)

ワカサギは「公魚」とも呼ばれています。江戸時代に霞ヶ浦付近の漁師が、その味の良さから、時の将軍に献上したのが「公魚」と呼ばれるようになりました。標準和名で漢字にすると「若小魚」となります。若鷺とか?とか書きますが、ワカは、幼いとか弱々しい、という意味で、サギは清潔なとか白いという意味で、ワカサギと命名されたので「若小魚」という漢字が元々のものです。
ワカサギは、キュウリウオ科の魚で、アユにとても近い仲間です。アユと同じように油鰭(アブラヒレ)があります。もともとは、淡水の混じる海中に住み、産卵のために川や湖に遡上していたのです。アユと同じです。そのうち、陸封されて湖にのみ住むようになった固体が出てきました。ほとんどが1年で生涯を閉じますが、2~3年生きる個体もいます。

きれいな水を好むタイプと、汚れている水でも平気なタイプですが、しっかりと荒川を利用していることは事実です。本当の意味で、生き物が好む「荒川」が戻ってくるとよいですね。


上がワカサギ。 下がクルメサヨリです。

本当は体力より生命力! ~コイ~

荒川河川敷に、水辺の楽校などで作ったビオトープやワンドなどに、いつの間にか入り込んだ彼ら。正直、あまり歓迎したくない代表でもありますよね。貪欲で何でも食べます。コイです。

子どものころ、福島の親戚がコイの養殖業を営んでいて、よく食用のコイをいただいていたのです。毎回思うのは、ただ水で濡らした新聞紙に、コイを生きているまま包んだだけで、自宅に帰っても生きているのです。すごい生命力でしょ~?帰るまでは、5時間ぐらいはかかったと思います・・・・。
東京人はよく夏にコイを食す人が多いのですが、実際は12月から3月が最上の旬なのです。ですが、夏にコイをもてはやす理由として、まず、コイの産卵期が5月、端午の節句に「鯉のぼり」を男の子のいるご家庭では飾りますね。なので歳時記では、コイの旬は初夏から夏といわれています。

コイの名前の由来も諸説ありまして、鯛は魚の王様と言われ、味も姿の優雅さも大位(たい)と言われ、それに対し、コイはちょっとだけ味も姿も地味なので小位(こい)と呼ばれるようになったとか。また、景行天皇が、八坂入彦(やさかのいりびこ)に恋をして告白をしたのだが、八坂入彦は隠れてしまい、なかなか返事もくれず姿も見せてくれないので、景行天皇は池にきれいな魚を放し見ていれば、何を見ているのか気になってくるはず!恋=鯉となったとか。もしこの説が本当だったら、この話は西暦550年ごろの話なので、そのころから、コイを観賞魚としていたこともわかりますね!コイも恋も歴史があるのですなぁ~。

掛軸によくコイが滝を登る絵が描かれていますが、生物学上は不可能です。なぜかというと理由はふたつ。まず、コイは滝があるような上流域のきれいな水は、好まないのです。どちらかというと、汚れた水がお好み。なので、滝のある地域には生息できない!そして、滝を登りきる体力、ジャンプ力がないのです。生物学者は、コイが流しそうめんを食べているようだ・・・。と、芸術家と論争をしたとか・・・。芸術は芸術で楽しめばよいと思うのですが・・・。なので、コイは体力より、生命力なのです。

フナとコイの違いは、二対のひげがあるかないか。フナにはひげがないのです。人のひげとは役目が違いますよ!さてと、僕もひげを剃って出かけようかな!


コイの口のアップ!大型のコイは口の力が強いので指を入れないように!

代表の代表の、また代表!? ~スズキ~

荒川の河口から下流域での代表的なサカナは、たくさんいます。たくさんいたら、代表的じゃないでしょ~。といわれますけど、しょうがないのです。どの種類も僕は好きなので、1種類に絞れないのです・・・。個人的な意見ですいません。でも、やっぱり彼らかな?銀色に輝く体。勇猛果敢な顔つき。う~ん、カッコいいですね!スズキは!

スズキは、荒川の代表的なサカナには留まらず、なんと、魚類の代表でもあるのです!生物を分類するとき、界、類、目(もく)科、属、種のグループに分かれます。細かく言うと亜目とかがあります。日本産魚類構成で、目は37目あり、目それぞれ、いくつかの科に分かれます。37目が315科に分かれます。スズキ目はなんと、317科のうち、114科も属しています。スズキ目には、日本で一番?有名な、鯛や鯵、サンゴ礁でよく見られる、チョウチョウウオ、キンチャクダイ達。亜目になると、これまた、荒川の代表的な、ボラ、ハゼ。塩焼きや味噌煮もいけるサバ。などなどです。恐るべしスズキ派。あっ!人間界も、スズキさんが多いですよね!なんか、関係があるのでしょうかね?多分、無いと思いますが・・・。

勢いよくスイスイ泳ぐので「進き」という説。こじつけっぽい・・。「スス」は小さいという意味。口の割には尾びれが小さいので、ススキが転じてスズキという説。じゃぁ、「キ」は何?スズキの名前の由来は、諸説あり断定するのが難しい生き物の代表でもあるのです。しかも、出世魚の代表でもあります。フッコ・セイゴ・スズキと名前が変わります。やっぱり、恐るべし・・・。

彼らは、水産の中でも重要種に位置します。食べてもおいしい魚の代表でもあります!荒川で獲れる彼らも、美味しく食せます。素揚げ・天ぷら・ムニエル。でも、少し油のにおいがします。荒川の干満に乗じて、海と行き来をしますが、たまに、帰るのが面倒くさいのか、餌になる小魚が豊富なのか、彼らの気持ちはわかりませんが、居ついてしまうモノがいます。それらは荒川の匂いが染み付いて油くさくなるのです。というか、どんな川の下流付近でも同じ匂いですが・・・。だから、外洋のスズキは最高です。僕の中では、食べて美味しい魚リストのベスト10に入っています。

投網でよくかかりますが、「スズキだ!やった!食べるぞ!」と、慌てて素手で掴まえないでください。彼らの鰓蓋は、よく切れるナイフのようですぞっ!切れ味も代表的です。今回の生き物生活日記の切れ味はいかがでしたか?
(参考資料:東海大学出版会 日本産魚類大図鑑)


ネッ!代表の代表ってオーラが出ているフォルムでしょ!?

ヨコジマ?タテジマ?~シモフリシマハゼ~

 生き物には色々な柄や色がありますよね?水玉柄や迷彩模様の魚もいます。
ティアー・ドロップ(涙柄)の魚もいます。中でも多いのは、陸上生物もそうですが、シマシマ柄ですね~!

荒川下流域でよく見られるシマシマの代表魚は、シモフリシマハゼです。
見事なストライプでしょう!さぁー、そこで問題です。
このシモフリシマハゼの縞は、タテジマ?ヨコジマ?どっちでしょう?
答えはフィールドで!・・・だと意地悪になるのでお答えしますね。
誰でも縞柄の洋服を着ますよね?皆さんが着る縞は、頭のほうからお腹のほうに伸びる縞が、「タテジマ」で、胴を一周するような縞が、「ヨコジマ」ですよね!
ですので、動物も同じで、頭から尾に伸びているのが、「タテジマ」で、背中からお腹に一周するような縞が、「ヨコジマ」なのです。シモフリシマハゼは、「タテジマ」が正解です!
シモフリという意味は、霜降り模様が頭にあるからです。

このシモフリシマハゼは以前、「シマハゼ」という種類だったのですが、シマハゼに似た種類が発見され、「シモフリシマハゼ」と「アカオビシマハゼ」に分けられたのです。
分類し、命名した人は、日本でハゼ研究の第一人者であった、昭和天皇です。
いやぁ~、すごい人に命名してもらったのですね~。アカオビシマハゼは霜降りがありません。

投網でよく採取できる彼らは、びっくりすると、体色が黒くなります。
ですので、捕まえてしばらくは、縞柄がなく真っ黒だから見慣れないと、彼らだと判断しにくいです。
10分ぐらいしたら見直してみてください。

何でもよく食べ、割と飼育しやすいので飼育道具が揃っている方は、シモフリシマハゼ飼育を来春にチャレンジしてみてください!実は僕も飼ってみたいと思っています。シマシマの魚だけ集めて・・・・。


立派な縦縞のストライプ!

小さいけど強いんです~コトヒキ~

荒川下流域は淡水と海水が交わる「汽水域」ですよね。この汽水域には海からやってくる「海水魚」がたくさんいます。ボラ・スズキ・カレイの仲間やマゴチなどなど。その中に、イサキの仲間の「コトヒキ」がやって来て、この時期に投網にかかります。イサキの仲間ですよ!食べたらさぞかしおいしいでしょうね?
彼らは、尾びれの模様が矢はずに似ていることから、「ヤガタイサキ」とも呼ばれているのですが、高知地方で呼ばれている「コトヒキ」と近年、標準和名になりました。

このコトヒキ。とても面白い習性があるのです!なんと、砂によく潜るのです。身を隠すためでしょうかね?そして、釣り上げられたり、投網で捕まったりすると、うきぶくろを使い、「ぐーぐー」と鳴くのです。これが、なんと名前の由来で、琴を奏でる低音にこの鳴き声が似ていることで、琴を弾く、「コトヒキ」になったのです。う~ん、情緒があると思いませんか?

小さいけど強いのです。・・・実は、僕は水槽でコトヒキを飼育していたことがあるのですが、いやいやビックリしました!ま~ずよく食べる!大食漢!何でも食べます!だから、すぐ大きくなります!3cmぐらいの大きさのコトヒキを飼育し始めて、半年で10cm近くに成長したのです。一緒に入れておいた、マハゼやエビがいなくなっていました。おかしいなぁ~?と思っていたら、ある朝、コトヒキの口からマハゼの尾びれが出ていたのです!コトヒキが他の魚を・・・・。すぐに、コトヒキを隔離しました。

簡単に飼育できますので、皆さんも飼育してみては?ただし、他のサカナが食べられないように注意が必要ですぞ!!


貪欲だけど、小さいときはかわいいのです。コトヒキ左のほう。

マハゼ

本当に、暑い・・・今年は暑い・・・ですね。でもこの暑さの中で昆虫や鳥、子ども・・・は元気に過ごしています。でも、暑くなればなるほど、南方の生き物が北上してきます。やはり、猛暑は生態系をも狂わしますね。エコ・エコ・エコ・・心がけましょう!
8月は、この猛暑を元気に生きている生き物をご紹介しましょう!(子ども以外で・・・)

荒川の汽水域では代表的なハゼの仲間。結構、愛嬌のある顔に似合わず、食いしん坊な彼らはゴカイの仲間などを好んでバクバク食べます。でも、一年しか生きられない「一年魚」。たった一年だけど彼らは、荒川生活を満喫しているはず。
ハゼ科の特徴は、なんと言っても、腹鰭です。左右にある一対の鰭がくっついて、吸盤状になっていて、岩や底にくっついています。それで、流されるのを防いだり、落ちてくるエサを待っていたりしているのです。淡水域にいる、ヨシノボリというハゼは、吸盤でヨシを登るので、ヨシノボリと名がついたそうですが、僕はまだ登る姿を見ていません・・・・。

マハゼはとてもおいしく、天ぷらが最高!といわれていますが、一度だけ刺身で食べたことがあります。結構、プリプリしていて、甘味も適度にあり、いや~もう一度食べたいですね!荒川で獲れたハゼは必ず火を通してください!

荒川には、たくさんのハゼの仲間がいますが、マハゼは、お腹の脇に青く光る部分があるのが特徴です。秋口には20cm以上になる固体もいますので、今からの時期、の~んびりと、ハゼ釣りで一日ゆっくりしてみませんか?そうそう、ダボハゼとよく言われますが、よくエサに食いつき簡単につれるので、チチブ、ヌマチチブなどのハゼの仲間を「ダボハゼ」というようになったのです。
そんな彼らを水槽で飼うと、飽きませんよ!ぜひ、この夏の皆さんの「マイブーム」をハゼにしてみては?